नमस्ते
[namaste]
訳語だけ見て理解出来る言葉ではありません。
まず大きなヴィジョンを展開してもらって、
そして生活のなかで、見るもの全てにその意味を見ながら、
意味の理解を深めていく。
そのようなとてもスケールの大きい言葉です。
「ナマステー」は1つの単語ではなく、2つの単語からなる言葉です。
「ナマハ(नमः [namaḥ])」と「テー(ते [te])」の2つの単語です。
「ナマハ」の原型は「ナマス(नमस् [namas])」です。
単品で使われる時は、連音変化によって「ナマス」が「ナマハ」になります。
「ナマハ」は、「尊敬や畏怖を持って認識しています」という意味です。
「テー」は目の前にいる「あなた」。
話し手が聞き手を指すときの代名詞です。
バガヴァーン(この宇宙全ての存在の名前)にも「ナマステー」と挨拶。
目の前の子供にも「ナマステー」と、同じように手を合わせて挨拶。
「神と子供が同じなんて、何と節操の無い!」と怒られそうですね。
多神教に見えて、実は「ここにある全てが1つのバガヴァーン」というヴェーダの教えでは、
全てのありとあらゆるものに「ナマハ」と言えるのです。
一神教も多神教も、個人が教えを飲み込むかどうかに委ねられた「信仰」です。
しかし「全てがバガヴァーン」というのは、個人が自分の頭で理解されるべき命題です。
「神」とか「バガヴァーン」とか呼ばれるにふさわしい存在は、
全ての知識と全ての能力でなければなりません。
限られた知識と限られた能力の持ち主なら、
「そこなへんのおっさんよりはもっとレベル高い人」ぐらいの存在なのですから、
そんな限られた個体を「神」として仰ぐのには、、、信仰が必要ですね。
全ての知識と全ての能力がバガヴァーンなら、
私の知識も勘違いも物忘れも、優れた能力もドンくささも、全てはバガヴァーンです。
全ての生物も無生物も、敵も見方も、全宇宙を一つにまとめて、バガヴァーンです。
バガヴァーンから切り離された存在など無いのです。
だから、バガヴァーンにも、目の前の子供にも、同じ神性を見出して、
ヴェーダのマントラの中で、特に強力で人気のある「ルッドラ・プラシュナ」。
北インドでも南インドでも、シヴァリンガのアビシェーカに毎朝使われているマントラです。
前後併せて早口で唱えても40分くらいかかる大きなマントラですが、
最初から最後まで、バガヴァーンに対して「ナマハ」を繰り返しています。
それゆえに、「ナマカ(ナマハを多く含むマントラ)」としても知られています。
「ナマステー、アストゥ、バガヴァン、、、」
マントラの中でルッドラ(シヴァ)は、
泥棒の長、追いはぎの長、騙す者、完全に騙す者、醜い形、全ての形、、、
恐ろしくて、不快で、目を背けたくなるものも含め、
300以上続くルッドラの名前のひとつひとつに「ナマハ」と言って神性を見出すのです。
ハワイのビーチで夕日を眺めながら「全てはバガヴァーン!」というのは簡単ですが、
渡る世間の中で、「全てバガヴァーン!」と言い切れるには、
相当のバガヴァーンの知識の理解が必要です。
そのバガヴァーンの知識を教え、さらにその理解を深める生活を教えるのが、
ヴェーダとそれに関する文献(ギーターなど)です。
そこまで知らなくても、もっと一般的な「ナマハ」の意味は、
「へりくだって尊敬を示すこと、(प्रह्वीभावः [prahvībhāvaḥ])」です。
へりくだるとは、何かを授かり受ける態勢を整えるということです。
そこで、誰に対してへりくだって、何を授かろうとしているのか?
伝統で勧められてる「この人達にナマハしたらいいよ!」のリストです。
1.バガヴァーンに対して「ナマハ」を示し、恩恵(グレース)を受ける態勢を整える。
一億円欲しければ、一億円を持っている人に頼まないと意味が無い。
この宇宙の全ての知識、能力、無尽蔵の資源を一つにまとめて、
名前をつけたのが「バガヴァーン」です。
2.サンニャーシー(伝統知識文化の象徴)に「ナマハ」でも同じです。
3.ブラーンマナ(学識者)に「ナマハ」をして、自分の知識の受け入れ態勢を整える。
わざわざ勧めないと、大多数の人間は、お金や権力に「ナマハ」に走って行きます。
人間とは愚かなものですね。
結局は自分が何において価値を見出して、尊敬出来るかです。
伝統や知識に対して尊敬する姿勢を持ててこそ、知識が得られるのです。
今回はこのくらいで、、、。
サンスクリット用語一覧 目次へ
[namaste]
my salutations to you(尊敬の対象としてあなたを認識しています)
訳語だけ見て理解出来る言葉ではありません。
まず大きなヴィジョンを展開してもらって、
そして生活のなかで、見るもの全てにその意味を見ながら、
意味の理解を深めていく。
そのようなとてもスケールの大きい言葉です。
ナマステとは
「ナマステー」は1つの単語ではなく、2つの単語からなる言葉です。
「ナマハ(नमः [namaḥ])」と「テー(ते [te])」の2つの単語です。
「ナマハ」の原型は「ナマス(नमस् [namas])」です。
単品で使われる時は、連音変化によって「ナマス」が「ナマハ」になります。
ナマステの意味
「ナマハ」は、「尊敬や畏怖を持って認識しています」という意味です。
「テー」は目の前にいる「あなた」。
話し手が聞き手を指すときの代名詞です。
バガヴァーン(この宇宙全ての存在の名前)にも「ナマステー」と挨拶。
目の前の子供にも「ナマステー」と、同じように手を合わせて挨拶。
「神と子供が同じなんて、何と節操の無い!」と怒られそうですね。
多神教に見えて、実は「ここにある全てが1つのバガヴァーン」というヴェーダの教えでは、
全てのありとあらゆるものに「ナマハ」と言えるのです。
一神教も多神教も、個人が教えを飲み込むかどうかに委ねられた「信仰」です。
しかし「全てがバガヴァーン」というのは、個人が自分の頭で理解されるべき命題です。
「神」とか「バガヴァーン」とか呼ばれるにふさわしい存在は、
全ての知識と全ての能力でなければなりません。
限られた知識と限られた能力の持ち主なら、
「そこなへんのおっさんよりはもっとレベル高い人」ぐらいの存在なのですから、
そんな限られた個体を「神」として仰ぐのには、、、信仰が必要ですね。
バガヴァーンとは
全ての知識と全ての能力がバガヴァーンなら、
私の知識も勘違いも物忘れも、優れた能力もドンくささも、全てはバガヴァーンです。
全ての生物も無生物も、敵も見方も、全宇宙を一つにまとめて、バガヴァーンです。
バガヴァーンから切り離された存在など無いのです。
だから、バガヴァーンにも、目の前の子供にも、同じ神性を見出して、
両手のひらを合わせて、同じ「ナマステー」で挨拶出来るのです。
ナマステーでいっぱいのマントラ、ルッドラ(ナマカ)
ヴェーダのマントラの中で、特に強力で人気のある「ルッドラ・プラシュナ」。
北インドでも南インドでも、シヴァリンガのアビシェーカに毎朝使われているマントラです。
前後併せて早口で唱えても40分くらいかかる大きなマントラですが、
最初から最後まで、バガヴァーンに対して「ナマハ」を繰り返しています。
それゆえに、「ナマカ(ナマハを多く含むマントラ)」としても知られています。
「ナマステー、アストゥ、バガヴァン、、、」
マントラの中でルッドラ(シヴァ)は、
泥棒の長、追いはぎの長、騙す者、完全に騙す者、醜い形、全ての形、、、
恐ろしくて、不快で、目を背けたくなるものも含め、
300以上続くルッドラの名前のひとつひとつに「ナマハ」と言って神性を見出すのです。
ハワイのビーチで夕日を眺めながら「全てはバガヴァーン!」というのは簡単ですが、
渡る世間の中で、「全てバガヴァーン!」と言い切れるには、
相当のバガヴァーンの知識の理解が必要です。
そのバガヴァーンの知識を教え、さらにその理解を深める生活を教えるのが、
ヴェーダとそれに関する文献(ギーターなど)です。
普遍的な意味のナマステー
そこまで知らなくても、もっと一般的な「ナマハ」の意味は、
「へりくだって尊敬を示すこと、(प्रह्वीभावः [prahvībhāvaḥ])」です。
へりくだるとは、何かを授かり受ける態勢を整えるということです。
そこで、誰に対してへりくだって、何を授かろうとしているのか?
伝統で勧められてる「この人達にナマハしたらいいよ!」のリストです。
1.バガヴァーンに対して「ナマハ」を示し、恩恵(グレース)を受ける態勢を整える。
一億円欲しければ、一億円を持っている人に頼まないと意味が無い。
この宇宙の全ての知識、能力、無尽蔵の資源を一つにまとめて、
名前をつけたのが「バガヴァーン」です。
2.サンニャーシー(伝統知識文化の象徴)に「ナマハ」でも同じです。
3.ブラーンマナ(学識者)に「ナマハ」をして、自分の知識の受け入れ態勢を整える。
わざわざ勧めないと、大多数の人間は、お金や権力に「ナマハ」に走って行きます。
人間とは愚かなものですね。
結局は自分が何において価値を見出して、尊敬出来るかです。
伝統や知識に対して尊敬する姿勢を持ててこそ、知識が得られるのです。
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今回はこのくらいで、、、。
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42.カウラヴァ(कौरवः [kauravaḥ] ) |
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