2015年3月2日月曜日

41.カウムディー(कौमुदी [kaumudī] ) 月明かり、月光、さわやかな冷たい月からの光

कौमुदी 
[kaumudī] 

feminine - 月明かり、月光、さわやかな冷たい月からの光



素敵な言葉です。


カウムディーの語源


「ク」というのが、地球という意味。

「ムダ」というのが、「喜ぶ者」という意味。
「ムド=喜ぶ」という動詞の原型から成る。

「ク」と「ムダ」を2つ合わせて「クムダ」。
「クムダ」とは、蓮の花のこと。
地球の上でハッピーな者、それは蓮の花。素敵!

「クムダ」をハッピーにさせているのは誰だ?
ちなみに「クムダ」は男性形の単語。
Mr.クムダをハッピーにさせているのが、
女性形の単語、「カウムディー」です。

「カウムディー」は直訳すると、「クムダのもの」。

最初の「ク」がヴリッディと呼ばれる母音の変化を起こして「カウ」になり、

最後の「ダ」の「ア」の音が、女性形の「イー」に替わって、

「カウムディー」となります。

サンスクリットはとっても理論的!

下に式を書きますね。

कुः = पृथिवी, मही
मुद = हर्षः

कौ मोदते इति कुमुदः, तस्य इयं कौमुदी

कु + ङि + मुद् + क   3.1.135 इगुपधज्ञाप्रीकिरः कः । ~ प्रत्ययः परश्च धातोः
                                        1.2.46 कृत्तद्धितसमासाश्च । ~ प्रातिपदिकम्
 कु + --- + मुद् + अ           2.4.71 सुपो धातुप्रातिपदिकयोः । ~ लुक्
कुमुद

कुमुद + ङस् + अण्          4.3.120 तस्येदम् ।
                                       1.2.46 कृत्तद्धितसमासाश्च । ~ प्रातिपदिकम्
कुमुद + --- + अ              2.4.71 सुपो धातुप्रातिपदिकयोः । ~ लुक्
कौमुद + अ                     7.2.117 तद्धितेष्वचामादेः । ~ वृद्धिः ञ्णिति
कौमुद् + अ                     6.4.148 यस्येति च । ~ भस्य लोपः
कौमुद
कौमुद + ङीप्                  4.1.15 टिड्ढाणञ्...। ~ ङीप्
कौमुद् + ई                     6.4.148 यस्येति च । ~ भस्य लोपः

कौमुदी स्त्री. [कुमुदस्य इयं प्रकाशकत्वात् । ’तस्येदम्’ इत्यण् ततो ङीप् ]  ज्योत्स्ना ;


月明かりのように優しい(はずの)サンスクリット文法書


優しい月明かりに例えて、優しくパーニニ文法書を解いた(つもり)の教則本
「シッダーンタコウムディー(सिद्धान्तकौमुदी [siddhāntakaumudī])」
には、コメンタリーが2つ、それの子供版「ラグ」とそのコメンタリー、、、
と大家族になっています。全て私の伴侶ですよ。


プージャスワミジも愛用されている、
サンスクリット語からサンスクリット語への辞書、
ハラーユダ・コーシャ。
とっても古く、だいぶ前から絶版です。

サンスクリット語の単語の文法的な派生について、
サンスクリット語で説明されているのが
私のお気に入りのポイント。

愛用のサンスクリットの古い辞書


たまに出典にしているのが、ハラーユダ・コーシャと呼ばれる、古い辞書。

このご時勢、こういった本は全部絶版です。

サンスクリットを学び始めた頃から、ずっと探していたのだけど、

なかなか見つからなくて、何年かしてから、ブラジル人のブランマチャーリー、

バーラドヴァージャが、チェンナイでたまたま見つけた時、

私が探していたのを覚えていてくれて、最後の一冊を買ってくれたのだ。

プージャスワミジがRishikeshのアシュラムに来られた時には、

図書館からチェックアウトして、必ず手元に置かれている一冊。

リシケシも、コインバトールも、図書館の蔵書はほぼ全て、

スワミジご自身のコレクションなのだけど。

リシケシのアシュラムに住んでいたとき、図書館でのセーワーもしていました。

日差しが暖かく、とても素敵な図書館です。


Twitterでツィートする




<< 前の言葉 40.カイヴァッリャ(कैवल्यम् [kaivalyam] - ) 

一つであることば、どうしてモークシャ(人生のゴール)なのか?
ヴェーダーンタがなぜ「不二一元論」と訳されるのか?
伝統の教えに沿って、詳しく説明します。









>> 次の言葉 42.कौरवः [kauravaḥ] - カウラヴァ >>

Medhaみちかの関連サイト

人気の投稿(過去30日間)