कैलासः
[kailāsaḥ]
masculine - マウント・カイラーシュ、カイラーサ山
ヴィシュヌ神の住居がヴァイクンタであるように、
シヴァ神の住居はカイラーサです。
ヴァイクンタはこの地球上に無いので、
死んでからじゃないとヴァイクンタには行けません。
ヴィシュヌ派の巡礼地は108あって、それぞれにランクがついているそうです。
もちろんナンバーワンは、ヴァイクンタですが、なんせ天国なので、
生きているうちにいける巡礼地のナンバーワンは、ナンバーツーの”バドリナート”だそうです。
さすがヴェーダの国、インド。この世とあの世の境がごっつ適当!
バドリナートは、私の故郷リシケシから車で一日かけて行ける場所ですが、
そこまでの道のりは、崖を削って作ったくねくねした細い山道で、
運転手たちが向こう見ずに車を飛ばしまくっています。
いつ対向車と正面衝突しても、道から逸れて崖から落ちてもおかしくないまま、
バドリナートに到着するのが先か、ヴァイクンタに到着するのが先か?
と、まさに、12時間のスリリングな道のりです。
道のりの間ずっと、マントラを唱え続けたりしながら、
嫌でも、神様のこととか、人生のこととか、いろいろ考えてしまいます。
さすがヴェーダの国、インド。皆がスピリチュアルに向かうように、
あちらこちらすべてに仕掛けが仕込んであるんだなぁ。
おっと、シヴァ神のカイラーサから、ヴィシュヌ神のヴァイクンタに話が逸れてしまった。[kailāsaḥ]
masculine - マウント・カイラーシュ、カイラーサ山
ヴィシュヌ神の住居がヴァイクンタであるように、
シヴァ神の住居はカイラーサです。
シヴァ一家が住む、カイラーサ山 |
インド聖地巡礼の道のり
ヴァイクンタはこの地球上に無いので、
死んでからじゃないとヴァイクンタには行けません。
ヴィシュヌ派の巡礼地は108あって、それぞれにランクがついているそうです。
もちろんナンバーワンは、ヴァイクンタですが、なんせ天国なので、
生きているうちにいける巡礼地のナンバーワンは、ナンバーツーの”バドリナート”だそうです。
さすがヴェーダの国、インド。この世とあの世の境がごっつ適当!
バドリナートは、私の故郷リシケシから車で一日かけて行ける場所ですが、
そこまでの道のりは、崖を削って作ったくねくねした細い山道で、
運転手たちが向こう見ずに車を飛ばしまくっています。
リシケシからバドリナートの道のりはずっとこんな感じ。 |
いつ対向車と正面衝突しても、道から逸れて崖から落ちてもおかしくないまま、
バドリナートに到着するのが先か、ヴァイクンタに到着するのが先か?
と、まさに、12時間のスリリングな道のりです。
道のりの間ずっと、マントラを唱え続けたりしながら、
嫌でも、神様のこととか、人生のこととか、いろいろ考えてしまいます。
さすがヴェーダの国、インド。皆がスピリチュアルに向かうように、
あちらこちらすべてに仕掛けが仕込んであるんだなぁ。
カイラーサの道のりは、もっとハードです!
聖地カイラーサ(マウント・カイラシュ)への道のり
現在は中国領です。チベットより、もっともっと奥のヒマラヤ山脈の一部です。
でも、この世にあるので、今回の人間の体の中で生きているうちに行ける場所ですよ。
生きている間に行って帰ってこれる天国です。
ちなみに、ヴェーダが教えるには、天国というところは、行ってもいいけど、
どうせまた帰ってこなければならない場所なんですよ。
あんまり気軽に行ける感じではない |
ネパールのカトマンドゥから、ジープとコックさんを雇って、
2週間かけて行って帰ってくるツアーで、お一人様20万円くらいかかるそうです。
ヘリコプターを使えば、10日間で往復出来るそう。
道のりです。ご参考までに。 |
カイラーサ山の頂上には、ॐ(オーム)が見えるのだそう。
「ॐ」が見えた? |
シヴァ神のもう一つの住処
しかし、シヴァ一家は、一年の半分くらいは、カーシー(ヴァラナシ)の、
ヴィシュワナータ・テンプルという、外国人は入れないヒンドゥー寺院に住んでいらっしゃるそうです。
夏はカイラーサ、冬はヴァラナシなのかなぁ。と想像してしまいますが、
ちゃんとした日程はないそうです。
まぁ、どの時間にも、どの場所にも、在るもの全ては、パールヴァティーの表れだし、
すべての時間と空間に、存在を与えて支えているのはシヴァだし、
それはつまり、すべての時間と空間を対象化している、意識という主体、
つまり、「今」「ここ」にいる自分のことなんですが。
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サムサーラ=今の自分では無い自分になろうと頑張り続けること
それからの自由がモークシャ、カイヴァッリャ
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