2017年11月5日日曜日

ジャングルはサンスクリット語だった!? 英語・ラテン系言語に似ているサンスクリット語 その1

ジャングルの語源!


何年か前、サンスクリット語を教わっていたブランマチャーリー達と話している時、
何かのきっかけで、「ジャングル?ああ、フォレスト(森)のことね」と言われたので、
「いやいや、フォレストとジャングルは別物ですよ」と返すと、
「???」となってしまいました。

ベンガルのトラ

そう、熱帯地方のインド人には、
日本人や西洋人が「フォレスト(森)」と聞いて思い浮かぶ、針葉樹林のイメージはないので、
木がいっぱいあるところ=ジャングルなんですね。

そこで、「ジャングルって、フォレストのサンスクリット語だけど?」と言われて初めて、、
サンスクリット語には、「ジャンガラ(जङ्गल [jaṅgala])」という言葉があるのを偶然に発見しました。

「え~、ジャングルってサンスクリット語だったの~?!」と私が興奮しても、
「え~、ジャングルって英語だったの?でもフォレストじゃないの?」と、
ブランマチャーリー達は不思議そうにしていました。


今回の題名のバックグラウンド


昨日、「仏教用語になったサンスクリット語」シリーズを編集していたら、
先週からずっと調子の悪いインターネットの接続のせいか、
データが全部消えてしまった。。。

そこで、Why not?と、投げやりではないですけれども、
同じ感じで西洋言語版も作ろうとおもいました。

私の知っている西洋言語は、英語と、「知っていた」と過去形にした方がいい程に、
久しく使っていませんが、ごくごく基本的なフランス語、スペイン語をちょっと、という程度です。

いつも意識して探している訳ではありませんが、
私が似てるな、きっと語源になっているんだろうな、と思う言葉を集めてみました。

フランス語、スペイン語はラテン系言語ですね。
ラテン語圏とサンスクリット語圏は陸続きですし、そんなに遠くありません。
交易があったでしょうから、双方向に影響しあったと考えるのも飛躍ではないでしょう。
「サンスクリット語がラテン語になった」
「いや、ラテン語がサンスクリット語になった」
ヴェーダの教えの真髄という観点から言うと、どちらでも構わないことです。

英語の単語の多くは、古いフランス語から来ています。
私は、英語の辞書を引く時には、語源もチェックするようにしています。
フランス語を知っていると、学ぶ楽しみや理解が深まります。

また、英語もサンスクリット語と似たように、接頭語や接尾語に分けて理解できますね。

この特集が、サンスクリット語のみならず、ラテン系言語のみならず、
言葉全般の理解を、楽しみながらより深めることに役立ちますように。。。


「プルシャ」は「パーソン」


「プルシャ(पुरुष [puruṣa])(人・男性)」 
⇔ 「パーソン(person)」

矢印を両方向にしたのは、サンスクリット語が英語になった!と決めつけなくても
別に逆でも構わないけど、という意味でそうしました。
陸続きで交易はずっとあったのだから、一方向に決めつけなくてもいいと思います。

プランス語で personne、スペイン語で persona ですね。
面白いのは、どちらとも女性名詞だと言うことです。
(イリニヤペルソンとか否定で使う時は違うと思うけど。)
サンスクリット語では、一般的に「人」という意味と、「男性」を表す意味でもあるからです。


「ネーム」は「ナーマ」

「ナーマ(नाम [nāma])(名前)」 
⇔ 「ネーム(name)」

これもラテン系言語で類似していますね。nom (仏) nombre (西)
今どうでもいいですが、nombreはフランス語で「数字」です。ややこしいですね。

日本語でも「namae」って、似ていますね。
名前という言葉も、天竺から中国経由で来たのでしょうか?

 

「セーム」も、セームセーム! 


インドや東南アジアを旅した人にしか分からない言葉遣いになっていますが。

 「サマ(सम [sama])(同じ)」 
⇔ 「セーム(same)」

この言葉も頻出単語ですね。


「バンダナ」はそのまま!


「閉める・締める」という意味の動詞の原型「バンド(बन्ध् [bandh])」に、

「~するもの」という意味の接尾語「アナ(अन [ana])」が付いて、

まさしく、「バンダナ(बन्धन [bandhana])」=「締め付ける物」です。

「死(時間)の束縛から、、」と言う、ムリッティユンジャヤ・マントラに出て来ますね。

シヴァ神も頭に付けてる、バンダナ!

「MAD」もそのまま!


「酩酊する、気が狂う」という意味の動詞の原型は、そのまま「マッド(मद् [mad])」です。

この動詞の原型は、「to become mad」という意味だけではなく、

「to make somebody mad」という、使役他動詞としても使われます。

その場合、「気を狂わせるほどに喜ばせる」みたいな意味になります。



「NO」もそのまま!


 否定を表す言葉は、世界的に「N」の音が多いですね。

サンスクリット語では、「ナ」が否定の不変化詞です。

「ナ」に、強調の「ウ」を足して、「ノー」 (グナ・サンディだ!)

ってそのまま英語ですね。


今日はこのぐらいに、、、
驚きのネタはまだまだ続きます! (あと3回くらいかな。。)



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関連記事: サンスクリットの数字の説明(1~5)
こちらも、数字のラテン系言語との類似性について紹介しています。


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